亜鉛欠乏とアレルギー体質
花粉症の季節になりました‥‥
亜鉛欠乏状態からの亜鉛レベルの適正化は、
気道や皮膚などのアレルギー性疾患において、4つの作用が期待できるかもしれません。
①抗酸化作用
②抗炎症作用
③抗アポトーシス作用 (アポトーシス=細胞死)
④抗アレルギー作用
そのため、アレルギー性疾患の発症および進行のリスクを低下させる可能性があります。
アレルギー性疾患の発生率の増加と毎日の亜鉛消費量の低下との関連性が報告されています。
妊娠中の女性の食事に含まれる亜鉛が少ないと、子供が小児期に喘鳴や喘息を発症する可能性が高くなります(Litonjua AA,2006)。
乳幼児は、急速な成長と発達のための亜鉛の必要量が高いため、特に亜鉛欠乏になりやすいです。
●まとめ
亜鉛欠乏の回避は、アレルギー体質を予防する一助になるかもしれません。
低亜鉛血症は、慢性的にストレスが多い人(不眠、過労など)、いろいろなクスリを飲んでいる人、加工食品摂取が多い人、お酒をよく飲む人などに多いです。
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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