【腸の改善に大切な「グルタミン」】
○リーキーガット、小腸や胃や十二指腸などの粘膜障害など、腸を立て直すのに、L-グルタミンが使われることが多いです。グルタミンは、細胞分裂の早い細胞(小腸粘膜や免疫細胞)のエネルギー源になるからです。
○また、絶食時は、低血糖にならないように糖を作り出す「糖新生」のための基質(材料)になります。グルタミンは、インスリンの分泌能の促進やインスリンの感受性亢進、そして糖の細胞内への取り込みを増やすことに関係しています(Roth E,2008)。
○食事では、グルタミンは、主に動物性・植物性タンパク質に含まれています。
腸などの治療の時に、L-グルタミンを併用してみると良い結果が得られる人がいます。
<グルタミン:「腸」への6つの効果>
①消化管上皮のタイトジャンクション(密着結合)のタンパクの構造と機能を保持⇒リーキーガット(小腸透過性、腸管のバリア機能)の改善(Ziegler TR,2000)
②小腸上皮細胞の増殖を刺激し、アポトーシスを阻害(Ziegler TR,2000)
③細胞保護作用、タンパク質同化作用、窒素バランスの改善(Ziegler,1993. Vanek, 2011. Griffiths,2011)
④小腸の免疫型グロブリンAの合成を増加(Tian J,2009)
⑤炎症性サイトカイン応答を抑制⇒抗炎症(Weitzel,2010)
⑥組織内の還元型グルタチオン産生を増加させ、酸化ストレスを抑制⇒抗酸化(Klimberg,1990)
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