東北大学遠又靖丈らは、65歳以上の13,990人のデータ解析より(1日歩行時間は自己申告。0.5時間未満、0.5~1時間、1時間以上の3分割。フォローアップ期間は5.7年)、歩行時間が認知症発症に与える影響について検討した。
結果:1日歩行時間は、認知症発症と逆相関を示した。
全員が1日1時間以上歩けば認知症発症の18.1%の減少に寄与し、
現在の歩行時間を1つ上のレベルに増やせば、14.0%の減少に寄与すると推定された。
苫田保武ら Int J Geriatr Psychiatry 2018 Oct 22
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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