ビタミンDは、脳内の細胞外液セロトニン濃度を維持に大切です。
ビタミンD欠乏を無くすことによって、セロトニン作動性神経伝達が増強される可能性があります。
《ビタミンDのセロトニンに対する作用》
①セロトニン合成酵素(トリプトファンヒドロキシラーゼ)を「誘導」して
セロトニン産生↑
②セロトニン再取り込み輸送体SERTと、分解酵素MAO-A(モノアミンオキシダーゼ-A)の「抑制」を介して
シナプス間のセロトニン↑
トリプトファンに由来する神経伝達物質であるセロトニンは、食欲、エネルギー消費、睡眠、体温、気分、社会的認知の制御など、脳内の重要な機能に欠かせません。
➡うつ・不安状態の背景に、ビタミンD欠乏が隠れていないか確認しておきましょう
ビタミンD欠乏による「栄養型うつ」が併存しているかもしれません。
また、「コロナうつ」と言われるような憂うつ感や不安の症状の背景にビタミンD欠乏が一因となっているかもしれません。
ビタミンDは、気道や腸などの粘膜の強化、免疫調整、抗炎症対策にも欠かせません。
日本栄養精神医学研究会 奥平智之 資料
『メンタルヘルスは食事から』
Facebook友達申請時は、必ず自己紹介をお願い致します
https://www.dr-okudaira.com に登録されている方には、栄養スライドを不定期にお送りしております。
Comments