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執筆者の写真奥平智之

大脳皮質基底核変性症(CBD):手がうまく使えない、指先の運動が困難になる、ぎこちない、不器用になった:他人の手徴候(Alien hand sign):日本認知症ネットワーク

更新日:2021年8月27日


手がうまく使えない、指先の運動が困難になる、ぎこちない、不器用になったなど、下肢より上肢から症状が始まることが多い。

片方の手の動きがぎこちなくなったり、勝手に力が入ってしまうことで気づくことが多い。


前頭葉・頭頂葉・黒質の神経細胞に障害が生じています。

リン酸化タウと呼ばれる異常なタンパク質が蓄積しており、4リピートタウオパチーに分類されます。


他人の手徴候(エイリアンの手:Alien hand sign)とは、自分の意思とは関係なく、手が勝手に動いてしまう症状です。

左手がまるで他人のように動く。例えば、右手から奪うように左手が紙を奪ってしまうなど・・・。


認知症・人格変化が精神症状です。

原則として、PSP(進行性核上性麻痺)にみられるような感情障害・幻覚妄想・意識障害に関連したせん妄はみられない。

大脳の病変がどこにあるかで、臨床症状は大きく変わります。

前頭葉で病変の中心がある場合は、人格変化で始まり、ピックとの区別が難しくなります。





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「メンタルヘルスは食事から」 日本栄養精神医学研究会 奥平智之 作成

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