体内の全ての組織は、吸収されたナイアシン(ビタミンB3)を補酵素であるNADに変換します。 500以上の酵素反応に、NADが必要です。
炭水化物、脂肪、タンパク質を分解(異化)して、エネルギー(ATP)を生み出します。 NADは、年齢とともに低下していきます。
コロナに感染した組織や細胞でもNAD濃度は低下することが観察されています。
NADは、ストレス(活性酸素、炎症、虚血、毒素、感染などのストレッサー)により不足しやすいので、メンタル不調者、糖尿病や肥満のあるメタボの人、感染者は特に、ブースト(促進)するようにサポートした方がよいです。
具体的には、ナイアシンアミド、NMN、NRなどのサプリメントがあります。 運動やファスティングでも増えます。
臨床では「疲れやすさ」が減る人が多い印象です。
NADレベルを高めることは、抗ウイルス防御を促進し、過剰な炎症を抑制することにつながります。
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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