奥平智之2021年7月17日読了時間: 1分認知症の遺伝子家族性アルツハイマー型認知症の原因遺伝子は、APP・PSEN1・PSEN2 遺伝的危険因子としては、ApoE-ε4遺伝子があります。APOE-ε4と脳内のアミロイド斑の増加には関連性があります。アルツハイマー型認知症でε 4の頻度が健常者に比べ、高いことがわかっています。
奥平智之2021年7月17日読了時間: 2分「タウがたまる認知症」タウオパチーとは?:非アルツハイマー型認知症・高齢者タウオパチーとは?アミロイドβより、「タウ」の蓄積が問題となる神経原線維変化(NFT:neurofibrillary tangle)を伴う神経変性疾患群です。 「タウ」そのものは、脳の細胞の中で、支柱やレールとなる「微小管」(脳の神経細胞やグリア細胞の基本骨格)という構造の構成成分であり、脳の中で
奥平智之2021年7月16日読了時間: 4分アミロイドβ(Aβ)とは?:アデュカヌマブ:アミロイドβオリゴマー:認知症対策は食事から:日本認知症ネットワーク「認知症対策は食事から」抗アミロイドβ抗体として一般名「アデュカヌマブ(Aducanumab)」、が承認されました。 アデュカヌマブは、脳の神経毒性となるアミロイドβオリゴマーの除去を助けますが、アミロイドβについて基本的なことを理解しておく必要があります。食事、睡眠、運動が
奥平智之2021年7月15日読了時間: 2分大脳皮質基底核変性症(CBD):手がうまく使えない、指先の運動が困難になる、ぎこちない、不器用になった:他人の手徴候(Alien hand sign):日本認知症ネットワーク手がうまく使えない、指先の運動が困難になる、ぎこちない、不器用になったなど、下肢より上肢から症状が始まることが多い。 片方の手の動きがぎこちなくなったり、勝手に力が入ってしまうことで気づくことが多い。 前頭葉・頭頂葉・黒質の神経細胞に障害が生じています。 リン酸化タウと呼ばれる
奥平智之2021年7月14日読了時間: 2分進行性核上性麻痺(PSP):下方を見ることがしにくい、転びやすい、しゃべりにくい:日本認知症ネットワーク進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy: PSP)は、下方を見ることがしにくい、転びやすい、しゃべりにくいといった症状がみられます。脳内に「タウたんぱく」と呼ばれるタンパク質が蓄積されることによって起こります。 タウ蛋白が関連している疾患