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【食と心】の栄養精神医学
メンタルヘルスは食事から

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鉄欠乏女子(テケジョ):抗酸化・抗炎症対策も大切:ミトコンドリアは、活性酸素・炎症・免疫の調整役:過剰な酸化・炎症によるミトコンドリアの機能低下はないか?
鉄欠乏女子(テケジョ)においては、鉄が足りなくて、ミトコンドリアでのエネルギー産生がうまくいっていない人が多いと思いますが、同時に、ミトコンドリアを活性化するには、抗炎症・抗酸化対策も大切です。ミトコンドリアの機能の維持には、抗酸化・抗炎症対策が大切。
しかし、局所的な微細な炎症

奥平智之
2021年3月3日読了時間: 3分


ストレスが多い時は、亜鉛を肝臓に集めてストレス(炎症・酸化)に対処する必要があるため、生体における亜鉛の必要量が増えて、結果、血清亜鉛も低下する
ストレス時は「亜鉛」の必要量が増します。
からだに、「炎症」(火事)があるとき、活性酸素が多い時(酸化:サビ)がある時、このようなストレス時には、ストレスに対処するために、肝臓でいろんな酵素に頑張ってもらう必要があります。
活性酸素を減らすことで、炎症を抑えたりします。また、

奥平智之
2021年2月22日読了時間: 2分


血清「亜鉛」の日内変動:夕方採血は低値になる
【血清「亜鉛」の日内変動:夕方採血は低値になる】
採血で亜鉛を測定したことがありますか?
こちらの研究では、朝8時から夕16時まで、ほぼ直線に近い形で下降しています。 1時間あたり1.3~2.9μg/dlの低下で推移しています。 夕方の採血だと、亜鉛の数値がかなり低くなっ

奥平智之
2021年2月21日読了時間: 2分


慢性炎症チェックリスト:老化、うつ、鉄の利用・吸収障害につながる:どうする食事?
熱をもったり、痛かったり、赤くなっていたり、腫れていたら、明らかな「炎症」(からだの火事)ですが、慢性炎症には、なかなか自分では気づかないような小さな火がくすぶっているような状態です。
糖尿病の人、太っている人、歯周病がある人、毎日のようにタバコを吸う人、腸が悪い人、慢性的に強

奥平智之
2021年2月20日読了時間: 2分


質問:うつ病が重くなると、「亜鉛」が下がる傾向にあるのは、なぜ?【うつ病の重症度と亜鉛の関係】:低亜鉛血症
うつ病と亜鉛の関係。みなさんは、血液検査で亜鉛を測定したことがありますか?単に、うつ病が重くなると、食欲が落ちて食べれなくなる人が多いから、というだけではなく、
うつ病が重くになるにつれて、酸化ストレス・炎症が増える可能性がありますし、精神科系・内科系のお薬の種類や量もいろいろ増

奥平智之
2021年2月19日読了時間: 2分


摂食障害と亜鉛欠乏:摂取不足?強いストレス?炎症?:自己誘発性嘔吐・下剤乱用・腸内環境悪化などによって腸からの亜鉛の吸収が低下する可能性
さまざまな理由で、摂食障害の患者は亜鉛欠乏を発症する可能性があります。
亜鉛欠乏は、食欲低下、胃腸虚弱の一因になります。
亜鉛の摂取不足もしくは、視床下部-下垂体-副腎系(HPA系)を介した強いストレスにより血清亜鉛は低下します。
亜鉛を含む食材を摂取しても、自己誘発性嘔吐・下剤

奥平智之
2021年2月16日読了時間: 2分


ビタミンD欠乏は肥満やメタボに影響?:ビタミンD欠乏による脂肪細胞への分化促進・抗炎症作用の低下など・・・:やせている人と太っている人では、血中濃度が変わってくる
★ビタミンDが少ないと、前脂肪細胞から脂肪細胞への分化が促進される可能性があります。
★ビタミンD欠乏の人は、ビタミンDの抗炎症効果がなくなることが、肥満関連の代謝障害のリスクを高める可能性があります。
そのため、メタボリックシンドロームにも関係してきます。
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さらに、脂肪肝

奥平智之
2021年2月14日読了時間: 2分


COVID-19による嗅覚障害は、亜鉛の効果は期待できない。しかし、亜鉛欠乏に伴う嗅覚障害が併存するケースもあるか・・・??
亜鉛を補充した方が、早く『におい』が戻った。亜鉛療法は、 『亜鉛欠乏に伴う嗅覚障害』を改善できるが、『COVID-19による直接的な嗅覚障害』からの改善には影響を与えない。
➡COVID-19による直接的な嗅覚障害に、亜鉛欠乏による嗅覚障害が併存している可能性。新型コロナ感染

奥平智之
2021年2月13日読了時間: 2分


亜鉛欠乏に伴う嗅覚・味覚障害:『細胞分裂ミネラル』『抗炎症ミネラル』『免疫強化ミネラル』
亜鉛は、細胞分裂に欠かせないミネラルです。そのため、亜鉛が欠乏すると、細胞の入れ替わりのはやい、味を感じる細胞やにおいを感じる細胞に障害が出てきます。その結果、『味がしない』『においがしない』ということになります。味覚と嗅覚は、それぞれ別の受容体で別の感覚ですが、密接に絡み合って

奥平智之
2021年2月13日読了時間: 3分


新型コロナウイルス(COVID-19)重症化対策に期待される「ビタミンD」の役割:『免疫調整ビタミン』『抗炎症ビタミン』
ビタミンD欠乏の人は多いです。 ビタミンD欠乏が、自然免疫(免疫細胞がウイルスを発見して攻撃する力)の低下を招いたり、適応免疫(=免疫細胞がウイルスを記憶して、さらに強く攻撃する力)が活性化しすぎててしまい、免疫システムが暴走してカラダに炎症(火事)を引き起こしてしまう可能性があ

奥平智之
2021年2月12日読了時間: 2分


サイトカインストーム対策として期待されるビタミンD:新型コロナ(COVID-19):「隠れビタミンD欠乏」重症化(炎症)のリスク因子
ビタミンDが欠乏している人は多いですが、多くの人はそれに気づいていません。つまり、『隠れビタミンD欠乏』の人が多いということです。 ビタミンD欠乏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)におけるサイトカインストームのリスクに関与していることが示唆されています。 サイトカイ

奥平智之
2021年2月12日読了時間: 2分


お酒をよく飲む人は、亜鉛で腸と肝臓のケアを!:アルコール性亜鉛欠乏~アルコール性リーキーガット(腸漏れ:アルコール誘発性腸バリア機能障害)~『メンタルヘルスは食事から』
お酒の飲みすぎは、腸と肝臓のダメージにつながります。栄養の吸収は低下し、腸のバリア機能が低下し、本来では入らないような腸内微生物や様々な毒素などが体に腸から肝臓に流れます。
このような「腸漏れ」はリーキーガットと呼ばれています。
アルコールは、肝臓の活性酸素を増やし、亜鉛タンパク

奥平智之
2021年2月12日読了時間: 2分


眠れない??ビタミンD欠乏は“睡眠障害”のリスク:『隠れビタミンD欠乏』は多い!食べてうつぬけ
健康診断でも、保険診療でも測定が基本的に難しいこともあり、ほとんど見逃されているビタミンD欠乏。実は、『隠れビタミンD欠乏』の人は、とても多いのです。
ビタミンDと睡眠障害のリスクとの関連を明らかにすることを目的としたメタアナリシスです。血清ビタミンDの最低レベルと最高レベルを

奥平智之
2021年2月10日読了時間: 2分


【認知症対策は食事から】「ビタミンD」で発症リスク低下:隠れビタミンD欠乏は多い!食べてうつぬけ
『認知症対策は食事から!!』
「ビタミンD」で発症のリスクが低下する可能性があります。若い人でも『隠れビタミンD欠乏』は非常に多いです。
さらに加齢に伴い、日光から皮膚でビタミンDを作る力は低下し、腸から食事としてビタミンDを吸収する力も低下してきます。『日光』+鮭などを!

奥平智之
2021年2月9日読了時間: 2分


免疫を調整・腸の炎症を抑える「胆汁酸」:免疫細胞(T細胞)にも胆汁酸受容体がある:鉄欠乏女子(テケジョ)は胆汁酸不足にもご注意
ビタミンDや脂肪の吸収を助ける胆汁酸は、免疫を調整したり、腸の炎症を抑える方向に働きます。胆汁酸受容体(ファルネソイド受容体)が免疫細胞であるT細胞にもあることがわかっています。T細胞には、ヘルパーT細胞とか、キラーT細胞とか、制御性T細胞などがあります。

奥平智之
2021年2月8日読了時間: 3分


なぜ?お酒を飲んで低血糖?:「アルコール誘発性低血糖」、機能性低血糖
低血糖になることでみられる症状は、交感神経の過緊張による症状(ドキドキ、手のふるえ、眠れないなど)と、中枢神経症状(眠気、集中力の低下、頭痛など)の2つです。
お酒(アルコール)を飲んで、低血糖症状が出た人、周りにいませんか?『アルコール誘発性低血糖』

奥平智之
2021年2月7日読了時間: 2分


「胆汁酸」受容体の5つの役割とは?:代謝を調節するファルネソイドX受容体とは??胆汁酸の役割は、脂質やビタミンDの吸収だけではない
胆汁酸は、脂肪の吸収を助けるだけではありません。ホルモンのように代謝を調整する役割があります。キーワードは、ファルネソイドX受容体(胆汁酸受容体)。中性脂肪(TG)の合成を抑制、β酸化を刺激、インスリン感受性の向上など・・・。「胆汁酸の腸肝循環の調節因子」でもあります。

奥平智之
2021年2月7日読了時間: 4分


食べて健康!「メンタルヘルスは食事から」栄養型うつ:保健所プロジョクト:こころの相談(精神保健課):「コロナうつ」予防・「免疫力」にも大切な栄養
栄養の問題に起因するメンタル不調を「栄養型うつ」として、解説しております。
今回取り上げさせていただいたビタミンB群&タンパク質、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、鉄の欠乏の回避は、メンタルヘルス対策だけでなく、新型コロナウイルス(COVID-19)対策における免疫力強化にもつなが

奥平智之
2021年2月4日読了時間: 1分


亜鉛欠乏に伴う「食欲低下」の悪循環~亜鉛欠乏で食べれない??~お年寄りや拒食傾向の亜鉛欠乏女子(アケジョ)
亜鉛が欠乏すると、食欲も低下することがあります。食欲が低下することにより、さらに亜鉛が欠乏するという悪循環に陥る可能性が高いのが。お年寄りや、拒食症の女の子などです。亜鉛を適量補うことで食べれるようになってくる人がいます。

奥平智之
2021年2月2日読了時間: 3分


ビタミンDとマグネシウムはセットで:ビタミンD代謝にはMgが必須ですが、D欠乏ではMgの吸収が低下するという悪循環になるおそれ
ビタミンD代謝にはマグネシウムが必須ですが、ビタミンD欠乏では、マグネシウムの吸収は低下するという悪循環になります。
新型コロナ対策において、免疫力を保つためにも、ビタミンDが大切ですが、高用量のビタミンDのサプリを摂取するときは、マグネシウムの摂取も忘れずに。

奥平智之
2021年2月1日読了時間: 2分